2011-11-01から1ヶ月間の記事一覧

『文明の災禍』=内山節・著

◇片方が脱落した社会の敗北 三月十一日以降様々な震災論、原発論が刊行されてきたが、本書はその中でも異色である。どこが異色か。復興の第一歩を「供養」としていることである。 ここで言う供養とは、形としての葬儀や祈りのことではない、これから生きて行…

耐震、お参りポイント、ミニ仏壇など  変化する先祖供養

地震に強いお墓をはじめ、お墓参りでポイントサービス、住宅事情に合わせたミニ仏壇など、新たな商品やサービスが続々と誕生している。 お盆といえば、ご先祖様の供養だが、この分野でも新たな商品やサービスが続々と誕生している。 一見頑丈そうなお墓も、…

需要高まる「お墓参り」代行サービスとは?

■お墓参り代行とは お墓参りを代行するビジネスがあるのをご存知ですか?「お墓が遠方のためなかなか足を運べない」「体の調子がすぐれず、お墓参りをする体力に自信がない」「定期的にお墓の掃除をしたい」など、それぞれの事情でお墓参りができない家に代…

「親の死」に直面する前に、僕らがしておくべきことは?

僕らの人生がこの先もつつがなく進んでいくとして、いずれ必ず直面することになるのが「親との別れ」だ。親が元気なうちから考えるのは不謹慎な気もするけれど、子である僕らだけでなく、家族や親戚全員にとっての一大事でもある。家族構成によっては、喪主…

「喪中はがき」も個性派の時代!?

今年もあと2カ月余り。年末になると届きはじめるのが、年内に身内が亡くなった人から来年の年賀状を遠慮する旨をお知らせする喪中はがき。 たいてい、白地に墨一色で「喪中につき 年末年始のご挨拶をご遠慮申し上げます。本年中に賜りましたご厚情に深く感謝…

焼香客が何人でもお経が丁度終わる理由をみうらじゅん氏解説

不思議に思ったことはないだろうか? 焼香をする人の数が、数十人の葬儀も、数百人の葬儀も、最後の焼香の人が終わってちょっとした頃に、ちゃんと読経が終わるということに。これは焼香する人の多い少ないを僧侶が判断して、臨機応変にお経を読むことによっ…

ユーユーワールド、介護分野で中国進出へ

物流・人材派遣・介護事業のユーユーワールド(宇都宮市平出工業団地、小川恒夫社長)は来年、介護サービス分野で中国に進出する。中国では日本と同じく高齢化が進行。原発事故の影響や急速な円高など国内経済が不安定な中、事業拡大の拠点として中国を選ん…

愛するペット 弔い手厚く 富山の企業が業界初 遺灰入るガラス位牌販売

通信販売などを手掛ける「アイトップ」(富山市)はペット用のガラス位牌(いはい)を開発し、富山市総曲輪の大和富山店で受注販売を始めた。同社によると、ハンドメードのガラスの位牌はペット業界初という。石川県では、ペット葬儀用に「ナイター葬儀」を…

費用は一式だけじゃない

「葬儀」や「死」について家族で話し合う抵抗感は年々薄れている。それは事前に取り決めをする重要性が理解されてきたからだ。 (有)小清水商会では事前相談で一番多い質問が「費用について」だという。「かかる金額は葬儀ご一式だけでなく、人数によって変…

「私たちがしっかり受け止めます」 - メモリアルアートの大野屋

創業70年以上の実績をもつ「メモリアルアートの大野屋」。葬儀の相談にここを訪れた人は、「ほっとした」表情で帰り道につく。同所の評判の秘密は、どうやらここにあるようだ。細やかな心配りで親身に応対 同所を訪ねると、迎えてくれるのはスタッフのやわら…