65歳以上自宅での孤独死 東京23区内は6年間で1.6倍に

 無縁死3万2000人。この衝撃的な数字が発表されたNHKスペシャルの放送から約2年、東日本大震災仮設住宅で、またひとつ孤独死が発生した。65歳以上のいる世帯(2070万5000世帯)は全体の42.6%にものぼり(厚生労働省・平成22年度「国民生活基礎調査」より)、少子化、離婚・未婚率の上昇が進む今、孤独死はごく身近な“終わり方”になろうとしている。

 東京都監察医務院の調べによると、東京23区内で、65歳以上の独居者が自宅で死亡したケースは、平成14年は1364人、平成20年は2211人と、約1.6倍に。都市再生機構が運営管理する賃貸住宅でも増加している。

週刊ポスト2012年3月23日号

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