西岡前議長の参院葬 900人がお別れ

今月5日に死去した西岡武夫参院議長の参院葬が25日、東京都港区の青山葬儀所で営まれた。野田佳彦首相や衆参両院議長、与野党党首ら各界代表の約900人が参列し、故人をしのんだ。

 首相は追悼の言葉で「今もまだ、心の中にぽっかりと開いた穴を埋めることができずにいる」と告白。さらに「時に厳父のように政府に厳しい叱咤(しった)激励をいただいた。先生の遺志を胸に刻み、国のトップリーダーとしての決意と覚悟をもって課題をひとつひとつ解決していく」と語った。

 新進党結成などで西岡氏と行動をともにしてきた民主党小沢一郎元代表は、友人代表としてあいさつに立った。死去の約2週間前に面会したという小沢氏は「先生の思いを胸に、国民のため最期のご奉公の決意で今後とも全力で政治に取り組む」と誓った。

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/111125/plc11112518050017-n1.htm