クリスティーナ・アギレラ、エタ・ジェイムスの告別式で熱唱

 クリスティーナ・アギレラスティーヴィー・ワンダーらが28日(土)に行なわれたエタ・ジェイムスの葬儀に参列した。カリフォルニア州ガーデナにあるシティ・オブ・リフュージ教会にて葬儀は執り行われ、クリスティーナはエタの代表曲『アット・ラスト』を熱唱し、スティーヴィーは教会の聖歌隊と共に『シェルター・イン・ザ・レイン』や『ザ・ローズ・プレイヤー』を披露した。

 歌唱曲を紹介するにあたって、クリスティーナは「『アット・ラスト』には『私は語ることの出来る夢を見つけた』という歌詞があります。私にとって生涯の夢は、エタ・ジェイムスでした」と冒頭で語った。

 エタは白血病の合併症が原因で、1月20日(金)に73歳でこの世を去った。そのエタの棺の回りには花輪やフラワーアレンジメント、そして遺影が飾られた。エタと長年交流のあった市民権活動家のアル・シャープトン氏は、スピーチにて貧困から這い上がったエタへ敬意を表すと共に、彼女の人種差別撲滅を目指して行なった活動を称えた。「彼女は、私たちに同じリズムを与え、同じバラードでハミングさせ、同じホテルを使うことが出来る前でさえ、お互いのメロディを理解させることが出来ました」「エタは彼女の伝説的な歌声と、我が国の音楽遺産として語り継がれることでしょう」「彼女のことを知り、愛した全ての人が、彼女のことを恋しく思うでしょう」。

 そのエタの死後、彼女のCD売り上げが378パーセントも上昇したと報じられている。

RBB TODAY
http://www.rbbtoday.com/article/2012/01/31/85743.html